Blender-ボーン-女の子キャラにIK(インバースキネマティクス)を設定する
前回女の子キャラにウェイトペイントをしていきました。今回はIK(インバースキネマティクス)を設定していきます。
購入したのは「Blender標準テクニック ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG」です。
Blenderを開く
ボーンの末端部分を固定したまま、根元を動かさなければならない場合に、IKは設定するようです。
※地面に足をつけてしっかり歩く動作、膝をひねったりねじったりするような動作…など。
足先、ヒール部分とつま先付近のボーンを、Eキーで押し出します。
※書籍を読んでも理解ができなかったので、サイトを探して設定しました。
バージョンの違いのせいもあると思いますが、初めての設定では「??????」と言う感じでさっぱりだったので、今回の設定は他で調べた設定内容になります。
押し出した部分のボーンを選択、画像は「つま先側」のボーンの設定内容です。
名称を「IK_Foot_L002」と変更。かかと側のボーンは「IK_Foot_L002」です。
「ペアレント」を削除、「変形」のチェックを外します。
右足側も同じように名称変更、チェックを外します。
膝も「E」で押し出し。
「IK」として設定することで、その「IK設定したボーン」を動かすことでメッシュと人体ボーンの動きを制御する、…という考えでいいのかな。
押し出した膝ボーンも名称変更、ペアレントの削除、変形チェックを外します。
右側も同じようにします。
膝のボーンは距離を開けます。
Ctrl+Tabでポーズモードに切り替え、「ボーンコンストレイント」に「インバースキネマティクス」を設定。
すねのボーンを選択し、「ターゲット」に「アーマチュア」、「ボーン」にかかとのボーン「IK_Foot_Lなど」、「チェーンの長さ」を「2」に設定します。
かかとのボーンを選択して持ち上げて、膝まで持ち上がっていれば成功です。
あれ、つま先に追加したボーン、不要では…?
※つま先とかかとの2か所にボーンを押し出す、というのは書籍での説明でしたが、今回の設定では不要のようなので、削除しておきます。
次にねじったりひねったりの設定をします。「ポールターゲット」に離した「膝のボーン」を設定します。
…足が…!?
180度ねじれている…!?
「ポールの角度」を180度に設定したら戻りましたが、これでいいのかはわかりません。いいことにします。
右側も同じように設定します(右側はねじれませんでした)。
ちょっと内股になったような…?
膝のボーンを動かして、ねじれたりひねったりできたら成功です。
次回は表情の設定をします。